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棋力向上マップ③
【価値観の向上と状況判断の正確性】
『価値観』は、10人が同じ局面を見たとしても
必ずしも、今最も大きな一手はどこなのかという
価値観が同じではないことがよくあります。
これはそれぞれの性格や
個性ということではなく
見えているものが違うために起こる
ものです。
例えば、右上隅しか見えていない方からすると
どこよりも右上を打つことが大きいという価値観になります。
しかし右上だけでなく、右辺や右下まで見えている方にしてみると
今は下辺が最も大きい場所だという価値観になったりします。
つまり視界の広さの違いですね。
また、右上だけ見ていたとしても『死活力』の違いで右上の石はもう生きている。または、まだ生きていない。
など、ここでも右上の見方に違いが出てきますから
今、優先する場所が右上なのか、下辺なのかも当然違ってきます。
これは様々な『知識学習』をすることで
自然に『状況判断の正確性』が変わってきますし
それが『価値観の向上』にもつながっていきます。
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