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棋力向上マップ⑦
【最後に】
囲碁の棋力向上マップは
何か、こどもが大人になる過程と似ていますね。
知識・常識観を増やして(学習して)
視野を広げて、自分というものをしっかりと確立していく。
私は、囲碁が人間教育に良いと言われていることを思い出し
『棋力向上マップ』を作成しながら、改めてそれを感じました。
最後に1つ重要な指摘をしておきます。
囲碁は『螺旋階段』のように上達していくと言いましたが
上にあがるスピードが早ければ良いわけではないと考えています。
『螺旋階段』は、幅が広いほど良い。
人間で言うと、最短コースで何かを極めることよりも
色々な体験をして、色々な世界を見て
その上で『螺旋階段』の高さをたかめていくのが良いような気がします。
囲碁で言うと、最短コースでアマ最高峰の七段になったとしても
それで囲碁をよく理解できたか、楽しめたかというと
そうではない気がします。
何事も、上にいくだけがよいのではなく
横に幅を広げながら、上を目指すことが大切なのかなと
個人的には思います。
囲碁を楽しむということにしても、最短コースで上を目指して
果たしてそれが何なのか?
これは、立ち止まって考えてみることの重要性も
この『棋力向上マップ』からは見えてくるような気がします。
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