私がオススメする『上手くなる方法』②
◆上手くなる方法
上手くなる人は、次のポイントを意識しています。
①上手くなる過程を知っている
②上手くなる過程を細分化している
上手くなる過程とは、どういうイメージで
自分が変化していくかがわかっている。
だからそのイメージを細分化して今はそれに取り組もう。
細分化しているから、成果も目に見えるので
やる気も増していくという好循環になります。
では上手くなるイメージとはどのようなものでしょうか。
実は、ここが上手くなる人と上手くなれない人の
決定的な違いだと思っています。
◆上手くなるイメージの違い
上手くなれない人は、今の自分に何かを付け足して
レベルアップしていくイメージを無意識でもっているかもしれません。
例えば囲碁の場合ですと、死活が苦手だから詰碁などに取り組んで、死活力アップ。
そして棋力も上がるというイメージです。
他には、布石が苦手だから棋譜並べで、布石の色々なパターンを覚えてみる。
そして棋力も上がるというイメージです。
この考え方は『10+1で11にレベルアップ』という計算のもとに勉強していくので、中々上手くなりません。
これは『階段式』に上手くなっていくイメージと言えるでしょう。
◆上手くなる人のイメージは『螺旋階段』
例えば、死活が苦手な場合は、詰碁に取り組むのは同じです。
しかしそれを徹底的にはやらないのです。
ある程度やって満足したら、その課題は一旦忘れます。
そして別の課題である布石に取り組みます。
そこでも棋譜並べで色々なパターンを覚えていきますが
これもある程度やって満足したら、その課題も一旦忘れます。
そして全く別の気になっていた課題、戦いの弱さを克服しようとします。
これは戦いを避けずに対局しまくるのが良いでしょう。
それもある程度やって満足したら、その課題も一旦忘れます。
他にはヨセが下手なのも前から気になっていた。
だからヨセの勉強をします。
ヨセは計算方法の学習と、その実践練習が良いでしょう。
そしてまた満足したら、一旦その課題は忘れます。