top of page
囲碁入門指導法『寝屋川メソッド』⑤
私が指導時に意識していること
私が入門者指導の時に意識しているのは相手の表情です。
初めてで何も分からない人は、ほぼ次の3つの表情になります。
① 打つところが分からなくて困った表情
② 狙いが明確で生き生きした表情
③ 疲れてきた表情
①の時は具体的な打つ手を教えてあげます。
それで手が進むので、満足されます。
②の時は余計なことは教えず、ただ見守るだけです。
ここで教えたがりの指導者は、相手の興味を奪ってしまいます。
③の時は途中でも形勢を説明して、納得してもらい
少し休むのが良いでしょう。
教える時のコツは、教える側の自己満足ではなく
教わる側がやりたいことをかなえてあげることです。
そしてどんどん上達していくことが
教える側の真の喜びとなるでしょう。
囲碁に限りませんが、相手が求めていない時に教えても
それは頭に入りませんから時間の無駄です。
また、それで嫌気をさしては"逆"囲碁普及です(笑)
教える時は、長いスパンで教える気持ちが大切です。
気長に育てていきましょう。
囲碁を教えるとは?
教わる相手が囲碁の概要を理解し、一人で囲碁を楽しめるようになること。
ルール説明をして、ルールが分かった状態がゴールではありません。
一人で楽しめるようになってこそ、『囲碁を教えた』と言えます。
『寝屋川メソッド』は、誰でもこれを効率的に教えることができる
囲碁入門指導方法です。その理由は・・・
入門者に対して
必要なことを、必要な時に理解してもらえる指導方法だからです。
bottom of page